当院の大きな特徴は、勤務する歯科医師全員が、口腔外科学会認定の口腔外科認定医もしくは専門医の資格を有している点です。これにより、一般的な歯科治療はもちろん、親知らずの抜歯や顎関節症、口腔粘膜疾患、外傷など専門的知識が必要な口腔外科的疾患に対し、随時対応可能です。
また、症例(深く埋伏した親知らずや顎骨壊死などの骨病変等)によってはX線CT検査による精査が必要な場合がありますが、放射線科が歯科外来に隣接しており予約なくスピーディーに撮影することができます。
患者さまの不安を軽減し、安全で質の高い医療を提供するため、日々知識と技術の研鑽を重ねております。
どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
※なお、入院加療や全身麻酔が必要な症例は、入院施設のある大学病院等に紹介させたいただくことがあります。
歯科
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当科では入院中の患者さんの歯科治療や病棟での口腔ケアを行いながら、一般の患者さまの虫歯や歯周病、入れ歯のことはもちろん、親知らずの抜歯や顎関節症、口の渇きや口腔粘膜の痛みといったような口腔不快感など、口および口周囲のお悩みにも対応しております。常勤・非常勤ともに口腔外科を専門としており、さまざまな病気に対して複数のお薬を内服している患者さまの歯科治療経験についても豊富ですので安心してご来院ください。
口腔外科
口腔不快症
当院では、一般的なドライマウスに加えて、原因の特定が困難で日常生活に支障をきたすこともある「口腔不快症状(口腔異常感)」にも対応可能です。
これは口腔異常感症とよばれ、見た目に異常がなくても口の中がヒリヒリ痛い、ザラザラする、変な味がするなど、ねばねば感以外にもさまざまな症状があります。中高年以上の女性に多くみられるとされ、ストレスがその要因になることもあります。当科では歯科と心療内科的なアプローチを組み合わせ、一人ひとりに合わせた丁寧な診療を行っています。
長引く口腔内の不快感でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※歯科心身症についての記事が2025年4月11日付の読売新聞朝刊の「からだの質問箱」に記載されました。
口腔ケア
口腔環境は全身の健康に関与し、口腔清掃は介護を必要とするご高齢の方に起こりやすい誤嚥性肺炎の予防に有効であることから、医療・介護の領域で口腔ケアを含めた口腔機能管理への注目が高まっています。
以前は『口腔ケア』=『口腔清掃』とされ、『口から食事を摂っていないのであれば、歯磨き・うがいをする必要はない』と言われていました。しかし、口は体の中で最も細菌が多く存在する部位の一つ(細菌数:歯垢1グラム中10の11乗で大腸と同じくらい)とされ、近年では口腔ケアは口腔清掃状態を改善するのみではなく、誤嚥性肺炎や認知症の進行を予防することを目的に行われ、精神科分野においては患者さまの社会生活尺度の改善も期待されています。
摂食嚥下リハビリテーション
当院では摂食嚥下障害の診療・食支援にも力を入れています。入院患者さま、特にご高齢の方は様々な理由でむせる、うまく飲み込めないなど、食事に関する問題を抱えることが多くあります。食事に関する些細な問題が誤嚥性肺炎や窒息、低栄養につながる場合があります。場合によっては経口摂取が難しくなってしまう方もいます。
歯科医師紹介
診療部長
福島 洋介
- 医学博士
- 埼玉医科大学国際医療センター歯科口腔外科 非常勤講師
- 日本口腔外科学会認定 口腔外科専門医
- 日本歯科心身医学会 認定医・指導医

常勤医
佐野 良恵
- 医学博士
- 日本口腔外科学会認定 口腔外科認定医
非常勤医
遠藤 眞央
- 日本口腔外科学会認定 口腔外科認定医
- 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
- 日本老年歯科医学会所属
堀島 唯香
- 日本口腔外科学会認定 口腔外科認定医
お問い合わせ
診察日:
- 平日
- 9:00~17:00
- 土曜
- 9:00~12:00
※日曜・祝日・年末年始は休診します。
原則、診察は予約制になっておりますので来院する際は歯科外来にご連絡ください。
受付時間:月~土 9:00~17:00
042-651-3428