遅発性ジスキネジア専門外来のお知らせ
遅発性ジスキネジアは、身体各所が自分の意志に反して繰り返し動く脳神経障害です。
唇をすぼめる、舌を左右に動かす、口をもぐもぐさせる、歯を食いしばる、目を閉じたままで目の周囲にしわを寄せる、顔面をゆがませる、勝手に指が不規則に動く、手に力が入ったままで力が抜けない、足が動いてしまって歩きにくい、からだをくねくねさせる、などの主に顔面および体幹・四肢に生じる不規則な動きが特徴的な脳神経系障害です。
その原因として、統合失調症などの治療薬である抗精神病薬を長期間服用することでこの障害が生じることがあるとされ、その対処法については不明でした。
2021年に米国精神医学会が遅発性ジスキネジアの対処法ガイドラインが改定され、2022年2月には、厚生労働省作成の遅発性ジスキネジアの対応マニュアルも改定され、以前に比べて対処法が明らかになってきました。
当院では、当疾患の診断と対応マニュアルに基づいた診療体制が整っております。
当院では、当疾患の診断と対応マニュアルに基づいた診療体制が整っております。
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